会長挨拶
会長挨拶
塩飽会長
令和5年 年頭あいさつ
新年あけましておめでとうございます。昨年も引き続きコロナ禍でしたが、本会は創立70周年という記念すべき年を迎え、「つむぐ~いろんな人との関係をつむいで未来につなぐ~」をテーマに各種記念事業を開催しました。
5月31日の記念講演および記念式典・祝賀会を皮切りに、6月26日には「建築士さんといっしょにつくろう!お菓子の家」、9月14日には記念ゴルフコンペ、そして10月29日・30日にはイオンモール岡山の5階にある「おかやま未来ホール」で建築フェス2022を開催しました。建築フェス2022では目玉となる稲葉なおと氏の講演会をはじめ、県内の学生が作った作品展示「建築家のたまご展」、防災・減災に関する講話、学生の建築に対する疑問や将来についてなどにお答えする建築士との対話、職人直伝のものづくりワークショップ、神主さんの建築儀礼講話、“建築”に関連する企業のブース出展などと盛りだくさんのプログラムを開催し、来場者も約1700名という多くの方々に楽しんでいただき、岡山県建築士会を大いにPRすることができたと自負しております。フェスの開催にあたって、ブースを出展してくださいました企業等の方々、趣旨をご理解いただき協賛金にご協力してくださいました企業や会員の方々には感謝申し上げますとともに、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。そして、一昨年8月に周年記念事業準備会を立ち上げこのプロジェクトをスタートし、新型コロナウイルスの感染状況に一喜一憂しながら準備してきました。不思議と全ての事業が比較的感染状況の落ち着いた頃と重なり、無事開催することができました。準備会のスタッフはもとより協力してくださった全ての方々に感謝申し上げます。
その他にも、昨年の1月には弁護士会、司法書士会、土地家屋調査士会、不動産鑑定士会、技術士会、社会福祉士会、建築士会の7団体で岡山県被災者支援士業連絡協議会を設立し、災害時における被災者や被災地の支援活動を行うことを目的として活動を始めました。
また昨年5月には木材利用促進協定を岡山県との間で締結しました。この協定はカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みであり、本会の役割は木造建築物の設計・施工に係る人材育成や普及活動を推進することです。本年も引き続き木材利用促進に努めてまいります。
本年は新型コロナウイルスも少し落ち着いて、通常の活動を取り戻せる1年となりますよう期待し、皆様のご支援ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2023年01月01日